海上輸送について
あなたのダンボールが海を渡り、アメリカの友人へと届く方法をここではお話しています。
コンテナを運搬する貨物船をコンテナ船といい、規格化されたコンテナだけを運搬する船をフルコンテナ船やフルコン船と呼ばれる。
専用コンテナ船の船艙には、コンテナが左右にずれない様にするための「セルガイド」という鋼鉄製の強靭な垂直レールが備わっており、規格化された大きさのコンテナは、セルガイド最上部のエントリー・ガイドと呼ばれる斜体に沿って上甲板の開口部から、効率的に積み込まれる。
上甲板の上まで積まれたコンテナは、3段目や5段目などの要所を、1本 20kg以上もある鋼鉄製の「ラッシング・バー」で固定する。
コンテナを専門に運ぶためにセルガイドを備えたコンテナ船では、20フィート・コンテナを縦に2個並べた真上に40フィート・コンテナを重ねることは普通に行なうが、上下が逆で、40フィート・コンテナの上に20フィート・コンテナを乗せて運搬することは行なっていない。
これは、船艙の底の金具で20フィート・コンテナの横ずれを防止できるが、40フィート・コンテナの上面には四隅にのみ金具が備わっているだけであるため、20フィート・コンテナは充分に固定できないためである。
コンテナ船の荷役をする港湾施設はコンテナターミナルと呼ばれる。コンテナを積卸専用の岸壁クレーンをガントリークレーンといい、揚貨能力はおよそ35トン以上、作業のスピードは熟練作業員の場合、1時間に40本以上である。
コンテナ船の大きさは、TEUと単位で表され、20フィートコンテナ1個の大きさを単位として、そのコンテナが何個まで詰めるかで表されることが多い。
コンテナ船の大型化は年々進み、世界最大のコンテナ船は、デンマークの海運会社「マースク」社の持つ「エマ・マースク」である。
日本にも神戸、名古屋、横浜に寄港しているが、クレーンの荷役能力が不十分で、迅速な荷役が行なえていない。
「海上コンテナの陸上輸送」
※海上コンテナ輸送用コンテナ貨車車高規制
背高コンテナを・コンテナシャーシに積載した場合、荷台の高さ約1,200mmを含めれば約4,100mmとなり、日本の道路交通法で定められた全高3,800mmを超えてしまう。
しかしこの種のコンテナを積載した状態で高さが3,800mm以下となる超低床車体の開発が不可能(荷台を車輪以外の部分で落とし込み式として全高を下げることは可能であるが、40フィートの場合に牽引車体全長が現行の車両規制値を超過する)であることや、海上と陸上を一貫輸送するコンテナの性格から貨物が分割できないものであることから、道路交通法第57条3項の規定の対象としない特例措置として取り扱うこととなり、定められたルートに限り通行が可能になった。
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