海上コンテナの種類:パート2
海上コンテナの種類には、様々な種類があります。
【サーマル・コンテナ】
日本では冷蔵コンテナ・保温コンテナ・断熱コンテナとも呼ばれている。
断熱材で覆われたコンテナ本体には冷却・加温ユニット等の機械的装置が一切なく、コンテナの内部温度に関しては特に規定がないので、通常は既に予冷や加温された貨物をそのまま積み込み使用したり、事情によっては寒冷地で凍結を嫌う貨物を輸送する場合などにも利用される。
【ハンガー・コンテナ】
ドライ・コンテナと同じ外形の内部にハンガーをかけられる取り外し可能なパイプ状のラックが多数備わっており、コンテナ内部が絨毯等で保護されている場合もある。
雑貨物資を帰り荷物として詰め込むことが殆ど出来ない等の、使用用途が限定されるコンテナである。
【ベンチレーター・コンテナ】
ドライ・コンテナにベンチレーター(通風装置)を取り付け、コンテナ内部の空気が常に換気されるように工夫されたコンテナで、日本では通風コンテナとも呼ばれる。
ダンボールに入った野菜や果物・植木等の樹木など、輸送中に換気が必要な物資の輸送に使用される。換気方法としては、コンテナ側面へ無数の網目状の通風孔を帯状に上下に取り付けた「自然換気型」と、強制的に換気する「機械式換気型」のタイプに分かれ、コンテナ構造区分コード上でも区別されている。
【タンク・コンテナ】
油類、化成品、各種ガス、濃縮果汁、原酒、食品原料などの液体や気体を輸送するためのタンクを備えたコンテナである。
【フラット・ラック・コンテナ】
ドライ・コンテナに積載できない大型機械、円筒形工場用設備、木材、石材、鋼材、工作物、インゴット、大型タイヤ、各種車両、小型ボート、各種ケーブルドラムやロール状の鉄板などを積載するため、天井・両側壁が無く土台となる床のほかに両妻壁(トラックの荷台で言う前後の壁の部分)または、四隅の柱だけの開放型コンテナである。
また、四隅柱すらない土台となる床だけのタイプは、フラット・ベッドまたは、プラットホームベースともいうが、長手方向の両側に簡易差込式のいくつかの補助柱を備えたタイプも多く存在する。
しかし、コンテナ自体が土台となる床だけのタイプ故に、基本的には取り外した複数の補助柱をコンテナ本体内に収納できないため、これらの付属品管理が難しいのが難点である。
【オープン・トップ・コンテナ】
屋根部分が通常の固定された強固な天板の代わりに幌や防水シート類が張ってあり、これ等を取り外しクレーン等により開いた上部開口部からの荷役ができるため、ドライ・コンテナに積載できない高さのある貨物や、コンテナ壁面のドアからの搬出入作業が困難な重量物・長尺・異形貨物等を主に積載する。
【その他】
自動車輸送用のカー・ラック・コンテナ、家畜輸送用のペン・コンテナ、獣皮の輸送に使われるハイド・コンテナ、穀類や粉状・粒状の貨物の輸送に用いられるバルク・コンテナといった種類のコンテナがある。
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アメリカ行きのダンボールは、アメリカの物流・輸送事情を掲載しています。
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