アウトソーシングとダンボール
アウトソーシングは、業務の外部委託化にとどまらず、自社の核となる業務に経営資源を集中させる21世紀の新しい経営手法になります。
すべての業務を社内で処理する考え方から、付帯業務の積極的な外部化によって、より企業の専門性を高め、スリムな経営で企業の成長を図る-。
また、専門的な人材以外は、外からの人材で補う事で、経営効率も図れます。
産業構造の激変のなか、ここ数年来一気に注目をあびたアウトソーシング。
従来の日本型経営の単なる外注ではなく、経営形態を根底から変える有効な組織改革の手段として活用されアウトソーシングによって、企業の重要課題である経営コスト削減・リスクの回避・専門性の強化など、企業内の合理化と効率化をはかり、社会環境の変革にいち早く、しかも柔軟に対応することができます。
また、外部資源の有効活用によって、社内では得にくい専門技術や人材を取り組むことができ、新たな付加価値を企業にもたらします。
しかし、アウトソーシングをなんとなく行う事は、避けるべきです。
例えば、精密機械を入れたダンボール箱を投げて配達しているような企業にアウトソーシングをしたのでは、業績悪化するのは目に見えています。
つまり、アウトソーシングされた企業は、クライアントの経営戦略を理解しなければ、立ち振る舞う事が出来ません。
二人三脚でビジネスゴールを明確化できる外注先が今後生き残っていくに違いありません。
しかし、アウトソーシングを標榜する業者の中には、実態が委託者から専門性を高く評価されない労働者派遣と何ら変わらない業態を取るものもいます。
特に業務請負業者の多くに、製造現場への違法な労働者供給(いわゆる"人貸し")の傾向が見られ、労使トラブルが頻発しています。
システム開発業界では、偽装請負は昔から大変盛んである。
偽装請負により事業所に派遣された人を、かつては『外注さん』と呼んでいたが、若干敬意を表して『協力会社』と呼ぶようになりました。
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